常葉大菊川が、今夏優勝の聖隷クリストファーに6-3で逆転勝ちし、11年連続の県大会出場を決めた。主将の菅沼哲生(てっしょう)捕手(2年)の一打が試合を決めた。

7回に2点差を追い付き、なおも2死満塁の場面で菅沼が打席に立った。「チャンスで回してくれた。絶対に打とうと思った」。高めの甘い球を見逃さず、中前へ決勝2点適時打を放った。この回だけで5安打を集中。打者10人の猛攻で5点を奪って逆転した。

夏の大会は準々決勝で聖隷クリストファーに敗れ、ベスト8で涙をのんだ。スタンドで敗戦を見届けた菅沼は「先輩たちの借りを返したかった」と、気合十分で挑んだ一戦。石岡諒哉監督(31)は「日頃から『終盤に点をとるクセをつけよう』と言ってきた。選手たちが意地を見せてくれた。ナイスゲームです」と目を細めた。22日の準々決勝は磐田東と対戦。菅沼は「春夏連続の甲子園出場が目標。県、東海を勝ち抜けるチームに成長したい」と気を引き締めた。【古地真隆】