昌平が延長タイブレーク戦を制し決勝へ進んだ。

2回に2点を先制するも、最終7回に同点に追い付かれタイブレーク戦へ。9回3点を追加し浦和学院を下した。

千田泰智主将(3年)は「接戦になることはわかっていた。しびれる場面でどれだけ粘り強く打ちにいけるか、練習でやってきたことができた」と、とにかく攻めの姿勢で戦ったと明かした。千田は所沢出身でメットライフドームには、何度も観戦に訪れたことがあった。「ここで試合をするのは初めて。良い体験になった」と、うれしそうだった。

試合前、黒坂洋介監督(45)は「昌平の歴史を変えてくれ」と選手に話した。浦和学院には過去1度も勝ったことがなかった。打倒浦和学院が実り「素晴らしい試合をしてくれた」と選手をたたえた。23日はいよいよ決勝。「とにかく思いっきり楽しみながら戦う」と意気込んだ。