昌平(埼玉)・千田泰智主将(3年)は、20歳への自分に向けて手紙を書いた。

甲子園が中止になって抱いた悔しさや、野球ができる環境のありがたさ。それを忘れずに持っているか、将来の自分へ問いかけた。埼玉独自大会では、ヘッドスライディングやダイビングキャッチなど、気持ちを前面に出したプレーで、学校史上初の県準優勝まで導いた。「野球が出来ることは当たり前なことではない」。これからも心に刻んでプレーしていく。