専大松戸(千葉)・西村卓真投手(3年)は最速138キロの直球と、キレのいいスライダーが武器だ。カーブでタイミングを外し、力のある真っすぐやスライダーで打ち取る投球。「特に右バッターのインコースに攻める投球が得意です」と胸を張る。

自宅では暇さえあればボールを握り感触を確かめ、可動域を広げるトレーニングも欠かさず行った。「伸びる球がいくようになった」と努力でエースをつかんだ。それも、常に野球に集中できる環境を作ってくれた家族、そして持丸監督の存在があったから。西村は成長を支えてくれた人々へ、感謝の思いを手紙に託した。