福岡工大城東の誉田(ほんだ)貴之捕手が3打数2安打と自慢の強打を見せた。

木製バットで打席へ。まずは生光学園(徳島)堀田智貴投手の直球を左中間へ二塁打。続く2打席目でも延岡学園(宮崎)興梠奨英投手の変化球を再び左中間へ二塁打。3打席目は投直だったが、高校の先輩で現在阪神で活躍する梅野と同じ背番号44を着けて、甲子園でプレーした。「参加して楽しい2日間でした。実戦では緊張してしまいましたが、自分のスイングをすることを心がけ、結果的に安打を2本打つことができた。体重が増えたことにより飛距離が上がった」と話した。

守っては今秋ドラフト1位候補の福岡大大濠の山下舜平大投手とバッテリーを組み、カーブを有効に使う配球で3つの三振を奪った。「今後もプロを目指してしっかりと練習してレベルを上げたい」と、強肩強打の捕手は山下と同じ高卒でのプロ入りを目指す。