履正社(大阪)の内星龍(うち・せいりゅう)投手がシート打撃に登板。打者5人に対し、無安打1四球だった。

先頭の龍谷大平安(京都)奥村真大内野手には内角へフォークを投げ、一ゴロに仕留めた。続く中京大中京(愛知)中山礼都(らいと)内野手にはストレートの四球を出した。「奥村選手、中山選手など強打者との対戦で力が入ってしまいました。昨日から彼らの動画をチェックし、対策をしました。甲子園のマウンドは景色もよく、非常に投げやすかったです」。15日の甲子園高校野球交流試合の星稜戦では登板機会がなかっただけに、初めて甲子園で投げる喜びをかみしめていた。