花咲徳栄が県大会出場を決めた。

強打を誇る打線が5回まで無得点。6回1死二、三塁で、飛川征陽外野手(2年)が左翼へ2点適時二塁打を放って先制した。6回以降は打線がつながり、18安打10得点を挙げた。

投げてはエース高安悠斗投手(2年)が、7回2安打無失点、10奪三振と好投。終わってみれば大勝となった。

岩井隆監督(50)は「相手は四球を出さない投手。タイミングが合わなかったら締まった接戦になるのを覚悟していた。こういう試合をやって県大会に行かないと」と振り返った。コロナ禍の影響で、実戦経験をなかなか積めていない世代。試合で成長しながら、2年連続のセンバツ出場を目指す。

秋季埼玉大会は、東西南北の4地区に分かれて予選を行い、40チームが20日からの県大会に出場。地区予選から無観客試合で開催されている。

県上位2校が関東大会(10月24日、千葉)に駒を進め、センバツ出場の参考となる。