札幌光星のエース右腕、村山太一(2年)が道大会初登板で白星を呼び込み、44年ぶりの8強に導いた。5安打6奪三振で今大会完封一番乗り。公式戦初完封の背番号1は「0点で投げ切れたことは良かった」。これで地区から4試合に登板し、連続無失点を26イニングに伸ばした。
最速136キロの直球とスライダーに、地区3試合で4四球という制球力が武器。それだけに3四球を与えたこの日の内容に「変化球があまりコントロールできなかった」と反省が先についた。合坂真吾監督(44)も認める「頭の良さ」で試合中にすぐにスタイルチェンジ。普段は6割が直球も、8割に増やしてコーナーをついた。
6人の投手を擁して臨む今大会。4日1回戦の千歳戦は登板機会がなかったが、夏の地区敗退後に練習試合で結果を残してつかんだ背番号1だ。打線が初回、2回に挙げた計4得点で「楽になった」。しっかり守り切り、投手陣の大黒柱の仕事を全うした。
2試合で計3投手が登板。常に継投の準備をさせている合坂監督は「競争から安心へと彼らの中でも変わっている」と右腕6投手の相互作用を語る。村山は「自分たちの強みを生かして守備からリズムを作りたい」。優勝した66年以来の4強進出へ、次は武修館戦に挑む。【浅水友輝】

