東海大菅生(西東京)の若林弘泰監督(54)が19日、高校野球秋季東京大会初戦の試合後、系列校の監督として違法薬物の使用が発覚した東海大硬式野球部について言及した。

同大OBの若林監督は「最初聞いたときは『は? 大麻?』という感じ。なんでそんなばかなことを…」と残念がった。東海大硬式野球部の安藤強監督、伊藤栄治部長には、18日に電話で話したことを明かし「保護者に説明ができないので、学校の態勢を早く決めてくれ、はっきりしてくれと頼んだ」と話した。

東海大菅生の現3年生で東海大への進学を希望している3人は「僕たちは(東海大に)いけるんですか?」と心配しているという。20日には引退した現3年の野球部員を集め、ミーティングを行う予定。好奇心に負けて軽はずみな行動を取らぬように注意喚起する方針だ。