天理(奈良)が宮崎商(宮崎)に快勝し6年ぶりのセンバツ白星を挙げた。同校の春夏甲子園通算勝利は単独6位の76勝となった。

プロ注目の193センチ右腕・達孝太投手(3年)が最速146キロの直球で宮崎商打線を6安打1失点に抑え完投。10三振を奪った。序盤は制球に苦しみ球数が増えたが中盤以降力みが抜け低めにボールが集まった。

打線は2回、2死三塁から木下、達の連続適時打で2点を先制。7回には2死満塁から政所、内山の適時打で4点を加え試合を決めた。

52年ぶり3度目の出場の宮崎商は中盤まで先発日高が粘り強い投球。8回に中村の適時三塁打でセンバツでは55年ぶりの得点を挙げたが反撃もここまで。センバツ初勝利はならなかった。