決勝進出をかけ、準決勝2試合が行われる。

【第1試合 天理(奈良)-東海大相模(神奈川)】

天理のエース達孝太投手(3年)と、目覚めた東海大相模打線がぶつかる。

達はここまでの3試合、1失点完投、完封、8回3失点。準々決勝の仙台育英(宮城)戦は7四球と乱れたが、身長193センチからの軌道は絶対的な武器。要所を抑え、大量失点は防いだ。ただ、今大会3試合で既に計459球。中1日で臨む準決勝で、コンディションを整えたい。

東海大相模は準々決勝の福岡大大濠戦を14安打8得点で大勝。攻守の要でチームの支柱である2番遊撃の大塚瑠晏主将(3年)を急性胃腸炎で欠いたが、代わりの選手たちがカバーした。2回戦までは、3点、1点と湿っていた打線が本来の力を発揮。投手陣は盤石だ。勢いに乗って10年ぶりのセンバツ優勝を狙う。

【第2試合 明豊(大分)-中京大中京(愛知)】

勝負強い明豊と、剛腕・畔柳亨丞投手(3年)擁する中京大中京の戦いだ。

明豊はここまで1点差、1点差、2点差と全て僅差をモノにした。3試合連続無失策と守りも堅い。打線は相手投手に応じて組み替える。2回戦では、市和歌山・小園健太投手(3年)から決勝点を奪った。個の力よりもチーム力を生かし、しぶとさ、勝負強さで、春夏通じ初の決勝進出を狙う。

春夏連覇した66年以来のセンバツVが見えてきた中京大中京は、畔柳の存在感が日に日に増している。1回戦は専大松戸(千葉)を6安打完封。2回戦は常総学院(茨城)を7回1失点。そして、準々決勝は東海大菅生(東京)を2安打完封した。出場32校で1回戦最後の登場だった。日程の不利がありながら、相手の若林監督に「予想では、もうちょっとバテているかと思いました」と言わしめたスタミナを見せつけた。再び中1日で臨む準決勝で、どういう投球を見せるか。

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