九州国際大付のドラフト候補で最速152キロ右腕・柳川大晟投手(3年)が、8回138球を投げ8安打無失点、6奪三振の力投で準決勝進出に貢献した。

今年に入り3センチ伸びた191センチの長身から投げ下ろす伸びのある直球に加え、スライダーやフォーク、「引っかかり気味だったが終盤良くなった」というカットボールを駆使して翻弄(ほんろう)。特に3回からは「体の開きがあったが開かないようにし、低めを意識した」と安定感を増していた。

8回に女房役の野田海人捕手(2年)が頭部死球で負傷交代したが、動揺なく8回まで先発の役目を果たした。