最速154キロ右腕でプロ注目の大阪桐蔭・関戸康介投手(3年)がセンバツ後初の公式戦登板に臨み、1回無失点に抑えた。

大量リードの6回に登板。2本の凡打に詰まらせた後だ。ボール先行で3ボールになったが、カウントを整えて空振り三振で締めた。3月のセンバツ智弁学園(奈良)戦は救援登板したが、制球難を露呈し、1回1/3を2安打3四球3失点と悔しさを味わっていた。「責任をすごく感じていた。ゼロから見つめ直しました。今日結果が出たことは良かったけど、課題はたくさんあります。センバツがああいう結果。気持ちの面で弱かった。全員の人生を変えてしまった」と振り返った。