今春センバツ出場の八戸西は三沢商に逆転勝ちで初戦突破を決めた。

189センチ右腕、福島蓮(3年)が9回を5安打2失点(自責1)で完投勝利。2回に連打と味方の失策で先制点を献上するも、力のある直球に変化球を低めに集めて、12奪三振をマークした。「最初は力で投げてしまったので、3回以降は切り替えた」と修正した。

小川貴史監督(37)は「粘り強く投げてくれた」と及第点を与え、「夏を勝ち進むにはもっと良い投手になってもらわないと。もっともっと求めていきたい」と大きな期待を寄せた。