杉並が7回コールド勝ちをおさめ、3回戦進出を決めた。先発の笠谷昴生投手(3年)が6回5安打2失点で試合を作った。

初回が鬼門だった。2本の長打と単打でいきなり2点を失った。「夏独特の緊張感があり、フワフワしてました。失点した後からはギアを入れ替えました」と話すように、2回から6回までの5イニングは2安打で抑えた。牧野達哉監督(38)は「自分の投球ができれば抑えられる子なので。2回以降は力を出してくれました」と信頼を置く存在だ。

次戦はシードの日野とぶつかる。笠谷は「アウトは簡単には取れないと思います。1週間調整の期間があるので、粘りの投球で頑張りたいです」と、2連勝の勢いそのままに、シード校撃破を目指す。

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