星琳が11年の創部以来、公式戦最多となる24得点で3回戦を突破した。

初回から3連打などで4得点し勢い。その後も攻撃の手を緩めず2回に13得点するなど毎回得点の15安打24得点で圧倒した。投げては、右下手投げのエース上村爽真(3年)が4回1安打無失点。6奪三振の好投で攻撃にリズムを与えた。

コロナ禍、6月下旬まで約1カ月半は練習試合が行えなかった。だが、大会入り後は投打にかみ合っており、この日の快勝にも、創部から指揮を執る飯田信吾監督(46)は「上出来。大振りすることなくつながった」とたたえた。

夏は過去最高の16年8強超えが目標で、中野将耶主将(3年)は「個々の能力は高くないがチームとして統一した意識でやっている。勝ちにこだわりチーム最高のベスト8を抜きたい」と意気込んだ。