大泉が11-0で藤岡北を破り、5回コールド勝ちを収めた。昨秋、今春と2大会連続無得点で敗戦。斎藤富男監督(48)は「練習では良い動きを見せるが、試合で発揮できていなかった」と振り返る。「とにかく気楽にバットを振らせました。意識させたくなかったので、本番に弱いと言わないようにしました」と取り組みを明かした。

走者一掃の左越え先制適時打を放った岡村一樹捕手(3年)は「チームを勢いづかせる打撃ができた。自分自身も今までの大会で結果を残せていなかったので、うれしい一打になりました」と笑顔を見せた。2回戦は伊勢崎工と対戦する。「1個ずつ勝っていくことしか考えていません」と表情を引き締めた。