作新学院が3-2で佐野日大を破り、史上3校目の夏10連覇を達成した。

1回に先制を許すも、3回無死一塁で代打の戎響葵(3年)が右翼へ2点本塁打を放ち逆転。その後追いつかれるも、7回に暴投で再び勝ち越した。その後は2投手の継投で逃げ切った。

選手権大会の連続出場は1915~28年に和歌山中(和歌山)が記録した14大会連続が最長。聖光学院(福島)は19年まで歴代2位、戦後最長の13大会連続出場を記録していたが、今年は準々決勝で敗れ、和歌山中の記録に並べなかった。作新学院は11~21年(昨年はコロナ禍で中止)まで10大会連続出場となった。2016年夏の甲子園では、54年ぶり2度目の全国制覇を飾っている。

◆作新学院 1885年(明18)に創立された私立校。生徒数は3611人。野球部は1902年(明35)に創部。部員数は79人。甲子園出場は春10回、夏16回。主なOBは元巨人江川卓、西武今井達也ら。所在地は宇都宮市一の沢1の1の41。船田元校長。

▽江川卓氏(作新学院OB)「毎年メンバーが変わり、どんなチームに変化していくかに対応する中で、連続して甲子園に出るのはたやすいことではないと思います。ライバルのマークもきつくなる。厳しさが増す中での10大会連続は、もはや『作新の伝統』と呼んでいいのではないでしょうか」

◆夏の連続出場 選手権大会の連続出場は1915~28年に和歌山中(和歌山)が記録した14大会連続が最長。作新学院は11~21年(昨年はコロナ禍で中止)まで10大会連続出場となった。一方で今夏は連覇が止まった学校が目立つ。

聖光学院(福島) 14大会連続を逃す(準々決勝敗退)。

花咲徳栄(埼玉) 6大会連続を逃す(5回戦敗退)。

山梨学院 5大会連続を逃す(準決勝敗退)。

仙台育英(宮城) 4大会連続を逃す(4回戦敗退)。

なお、前橋育英(群馬)は5大会連続、智弁和歌山は4大会連続をかけ、ともに27日に決勝戦に臨む。