21世紀枠校、東播磨の春夏連続甲子園は準々決勝でついえた。主将の原正宗内野手(3年)は「負けても仕方がないと思えるほど練習したけど、正直悔しい」と目を赤くした。センバツは初戦で準優勝校の明豊(大分)相手に9-10と大激戦。今夏も春の県王者・神港学園を破るなど、走力を軸とした「ヒガハリ野球」を随所に見せつけた。原は「良い経験のできた高校野球だった。大学でも自分が、ヒガハリ野球を広めていきたい」とすがすがしく言った。