今春のセンバツに出場した北海が北海道栄に競り勝ち、10年ぶりの春夏連続甲子園出場へ、あと1勝とした。

プロ注目の最速150キロ左腕、木村大成(3年)が9回10安打5失点と苦しみながら、147球11奪三振完投勝利。1点リードの9回1死二塁のピンチで左ふくらはぎがつったが、水分補給をして体調を戻し、NPB7球団のスカウトが視察する前で、今春全道大会準優勝の北海道栄打線を抑え込んだ。

「水を飲んで間が取れて良かった。センバツのときと同じぐらい調子が悪かったが、ここで負けるわけにはいかないので」と強い口調で話した。