東海大静岡翔洋野球部の「準優勝報告会」が29日、同校で行われ、村上英治校長が原俊介監督(43)の今夏限りでの退任を発表した。9月1日付で母校・東海大相模(神奈川)へ転任。同校野球部の監督に就任する見通し。

95年ドラフト1位で巨人へ入団した原氏は、06年の引退後、大学で教員免許を取得。16年春に東海大静岡翔洋へ赴任し、野球部の監督に就任。甲子園出場は逃したが、今夏の静岡大会で就任後初の決勝進出を果たした。

後任には、2000年夏に東海大浦安(千葉)の指揮官として甲子園準優勝し、現在は東海大福岡でコーチを務める森下倫明氏が9月1日付で就任予定。来月後半に開幕予定の秋季中部地区大会では、垂水啓友(けいすけ)部長が暫定的に指揮を執る。