宮崎商が第103回全国高校野球選手権の出場を辞退したことを受けて、初戦の対戦相手だった智弁和歌山の中谷仁監督(42)は、苦しい胸中を明かした。

第6日の第1試合で対戦予定だったが、不戦勝となった。「残念で仕方がない。それ以外の言葉が出てこない。決して人ごとではないというか、うちも細心の注意を払っているが、うちがもし辞退をしなきゃいけない状況になったらと思うと、本当に残念。何とも言えないです」と話した。

選手たちも心待ちにしていた聖地での戦い。「本当に残念というか。仕方がないことではあるし、うちのチームとしても万全の対策を講じて、なんとか無事に試合に参加させていただく最善の準備をしていく」と思いやった。

天候不順により、今大会はすでに計5日間の順延となっている。初戦に向けての調整期間が長くなっており、難しさもある。それでも「雨でこういう状況になっていますし、待つことはなかなか大変な部分もあるが、去年の3年生の思いだったり、大会がなかったときのことを思うと、日程がどれだけずれても甲子園の大会に参加させていただける感謝の気持ちを持って、最善の準備をしていきたい」と受け止めていた。