今秋ドラフト候補で最速148キロ右腕・阪上翔也外野手(3年)擁する神戸国際大付(兵庫)は、近江(滋賀)との「近畿勢対決」にサヨナラ負け。夏の甲子園初の4強入りを逃した。

阪上は「3番投手」で先発も2回を2安打2失点で降板し、3回からは右翼の守備に入った。打っても4打数無安打に終わり、試合後は「自分が先発して抑えきることができなかった。調子は良かったけど2回にボールが抜けてしまって、修正できなかった」と悔しさをにじませた。

それでも、北海(南北海道)との初戦では5回1失点の好投。続く2回戦の高川学園(山口)戦では3失点完投勝ちするなど、投打二刀流の活躍で同校初となる全国8強入りに貢献。「今大会は思い切ってやろうと思って、自分らしさは出せた」と胸を張った。

今後の進路については「たぶん大学です」と明かしたが、「将来はプロ野球選手になりたい」と夢を語った。