星槎国際湘南(神奈川)の先発、矢ケ崎亮太投手(2年)が、横浜商打線を5安打無失点に抑えた。矢ケ崎は2回戦の戸塚戦から2試合連続完封勝利を収めた。

夏はメンバー入りできなかったが、磨いてきたのは精神面だった。「(土屋)監督にもご指摘を受けていましたが、マウンド上で心境が態度に出ていた部分を修正できました」。緩急を付けた投球と、冷静な心で背番号「1」にふさわしい投球を披露した。

試合を振り返り土屋恵三郎監督(67)は「矢ケ崎のように、夏から成長した選手が活躍してうれしい。打たせて取る理想の試合ができたり、頑張っています」と評価した。

次に対戦する東海大相模について「今の実力でどこまで通用するか楽しみ。原俊介新監督に挑戦する気持ちです」と次戦の意気込みを話した。