300勝&160キロ!! 11日のプロ野球ドラフト会議で、ソフトバンクから1位指名を受けたノースアジア大明桜(秋田)の最速157キロ右腕、風間球打(きゅうた)投手(3年)が12日、秋田市内の同校で指名あいさつを受けた。

運命の日から一夜明け、プロでの目標をあらためて問われると「1年目は1軍で早く投げること。将来的には日本球界を背負える投手に。300勝を目指してやっていきたい。球速面では160キロを目指して、球界の中でもNO・1になれるような投手になりたいです」と力強く語った。

ソフトバンクからは永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長、福山龍太郎アマスカウトチーフ、作山和英アマスカウトチーフ補佐が出席。期待の言葉をかけられた受けた剛腕は「プロ野球選手になるという実感がわいてきて。ソフトバンクさんの中心選手になれるように頑張りたいと思いました」と引き締めた。

永井本部長は近未来のエース候補に対し「マウンドで見るより、すごく好青年という印象。ボール自体強いですし、千賀みたいなタイプ。クローザーの適性もあるのかな」などと高く評価。風間は「まずはプロに入ってからは先発ローテに入れるように」と力強く話した。