日本高野連は28日、選考委員会を開き、第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)に出場する32校を選出した。

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昨秋東北大会優勝の花巻東(岩手)が、順当に決まった。4年ぶり4度目の出場となる。高校通算50本塁打を誇る規格外のスラッガー佐々木麟太郎内野手(1年生)は、今大会の注目選手に挙がる。今秋ドラフト候補の強肩、高校通算41発の田代旭捕手(2年)もおり、強力打線で頂点を狙う。

関東大会優勝の明秀学園日立(茨城)は、4年ぶり2度目の出場が決定。直球が武器のエース猪俣駿太投手(2年)に加え、強力打線に機動力もあり、多彩な攻撃が持ち味だ。

東京都大会の決勝で9回2死から逆転優勝を飾った国学院久我山は、11年ぶり4度目のセンバツの舞台になる。昨年11月にはイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の指導を受け、チーム力のさらなる底上げにつながった。

東海大会優勝の日大三島(静岡)は、38年ぶり2度目の出場。報徳学園の監督として春夏通算18度の甲子園出場を誇り、20年4月に就任した名将永田裕治監督(58)が再び甲子園で采配をふるう。