星稜(石川)に2年ぶり15度目のセンバツ切符が届いた。昨秋の北信越大会は準優勝。夏は準優勝2度の実績があるが春はベスト8が最高。初の頂点を目指す。

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大会注目投手の1人になりそうなのが、エース右腕のマーガード真偉輝(まいき)キアン投手(2年)だ。186センチ、90キロの恵まれた体格。速球の最速は141キロだが中学時代にU15日本代表にも選ばれた経験があり、カットボールなど変化球をうまく使う投球術を持つ。昨秋の公式戦は防御率2・75だった。

「発表されて実感が湧いてきました。課題を1つ1つクリアしようと取り組んできた。感覚はよくなっている。エースなのでどんな状況でも試合を作れるようにしたい。自分が抑えれば勝てる」と成長を実感し、自覚を強めている。

父が米国人で沖縄県沖縄市出身。もともと星稜の野球が好きで、星稜が毎冬に沖縄で合宿を張っている縁もあり、石川県の名門行きを決めた。ポニーリーグの宜野湾ポニーズの先輩には昨年のパ・リーグ新人王のオリックス宮城大弥投手(20)がいる。中学3年時に地元で顔を合わせたことがある、宮城がドラフト指名を受けた直後だった。「キャッチボールがすごかった。こういう人がプロに行くんだと思った」とあこがれを強めた。

「残り1カ月半でまだまだレベルアップしたい」と全国舞台を待ちわびている。【柏原誠】