昨秋の明治神宮大会を制し優勝候補の大阪桐蔭が鳴門(徳島)に競り勝ち、センバツ4年ぶりの勝利を挙げた。同校は昨秋大阪大会から公式戦負けなしの16連勝。同校は甲子園65勝目。

3回裏、2死二塁から2番谷口の中前適時打で先制。さらに4番海老根の適時二塁打で2点目を挙げた。1点差の8回にはスクイズで3点目を奪った。

先発の川原嗣貴(3年)は7回に2死から3連打で1点を失ったが落ち着いた投球でリードを守りきった。

鳴門は左腕・冨田遼弥(3年)が好投。大阪桐蔭の強力打線を3点に抑えた。打線も7回に3連打で1点を返すなど食い下がったが及ばず。センバツ9年ぶりの白星を逃した。