国学院久我山(東京)が星稜(石川)を逆転で破り、初の4強入りを決めた。東京勢のセンバツ4強は12年の関東第一以来10年ぶり。

2点を追う5回、1死二塁から1番斎藤誠賢外野手(3年)の適時打で1点。さらに敵失で2点目を挙げ同点。4番下川辺隼人が左越えに2ランを放ち一気に逆転した。

守っては先発の成田陸(3年)が5回を2失点。6回からは継投に入り渡辺建伸(3年)、松本慎之介とつないで逃げ切った。

国学院久我山は昨年11月にイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から指導を受けた。昨夏の甲子園では同じくイチロー氏から指導を受けた智弁和歌山が優勝している。

星稜は4回まで無安打に抑えていた先発の武内が5回につかまった。救援したマーガードも自らの適時失策や下川辺に2ランを被弾。この回以外は無失点に抑えただけに「魔の5回」だった。勝てば石川県勢として初めての4強となったが、逆転負けで逃した。今大会を最後に退任することが発表されている林和成監督に、悲願の優勝を贈ることはできなかった。