掛川東は、プロ注目左腕・原崎翔陽(3年)を擁する駿河総合に5-4で競り勝った。1日に3回戦が行われ、勝利した8校が夏の県大会シード権を獲得する。
掛川東が大会屈指の好投手を攻略した。1-1で迎えた6回。3単打と敵失も絡み、3得点。7回にも2本の長打で1点を加えた。相手の最速137キロ左腕・原崎翔から計8安打。対戦が決まって以降に取り組んだ「対策」が実を結んだ。打撃中心の練習では、左投手の速球を想定したメニューを反復。ピッチングマシンを140キロ台に設定して、目を慣らした。この日2打点の山崎廉隼(れんと)内野手(2年)は「インコースの速い球に反応できた。練習をやってきた成果だと思う」と胸を張った。
投げては先発の宇田篤史(3年)が7回5安打1失点の好投。2回以外は毎回走者を出しながらも、要所でスプリットが低めに決まった。昨夏まで正捕手だったが、新チーム始動から投手に転向。打たせて取る投球で相手エースとの投げ合いに競り勝った。「相手をそこまで意識することはなかった。みんなが打ってくれたので頑張ろうと思えた」と、仲間の援護に感謝した。
シード権獲得を懸けた次戦は加藤学園が相手。昨夏の2回戦では4-9で敗戦。昨年11月の練習試合でも1-12で大敗している。宇田は「借りを返したい」。リベンジを果たし、8強に名乗りを上げる。【神谷亮磨】

