市船橋が28年ぶり2回目の優勝を決めた。

投手戦の均衡を破ったのは6回。2死一、二塁から7番谷藤汰樹内野手(3年)が、右中間を真っ二つに割る適時三塁打を放ち2点を先制。さらに8回にも、一死一、三塁から再び谷藤の中犠飛で貴重な1点を加えた。

投げては2回途中からリリーフした左腕・森本哲星投手(3年)が最速139キロながら、緩急を交えた投球で9回まで1安打無失点に抑える好投で試合を締めた。

銚子商は先発の関根大翔投手(3年)が5回まで2安打と好投したが、市船橋の投手陣の前に、得点できず。15年ぶり14回目の優勝はならなかった。

両校は5月21~29日、栃木県で開催される春季関東大会に出場する。