利根商は、春の悔しさを、夏にぶつける。

15日の初戦は、桐生清桜-桐生工の勝者と対戦することが決まった。

春の県大会で36年ぶりに4強入りしたが、学校関係者に新型コロナウイルスの感染者が出たため準決勝を辞退した。

真庭和志主将(3年)は「春は負けないで終わって、夏はどこのチームよりも悔しい思いを持っているので、しっかり勝負したい。優勝して、利根商の夏にしたい」と力強く話した。

公立校が並ぶブロックとなったが「自分たちの野球をすることを心がけたい」と何度も口にした。

チームの持ち味は、守備からリズムをつくって攻撃につなげること。攻撃では、サインプレーで効果的に得点を狙う。「サインプレーの確実性は、大会でもやっていきたい」と意気込んでいた。