プロ注目の151キロ右腕、斉藤優汰投手(3年)擁する苫小牧中央が、競り合いを制し、2年連続の南北海道大会進出を決めた。

斉藤は先発し9回7安打4失点16奪三振完投。初戦の苫小牧東戦の13三振に続き、2戦連続2ケタ奪三振で勝ち上がった。

6回に四球から崩れ逆転を許すも、7回に再びチームが3点を取って逆転すると、9回は3者連続三振で締めた。この日の最速は149キロ。「途中ぐだぐだになってしまいましたが、足の上げ方を修正して、最後はいい球を投げられるようになった。南大会では室蘭栄の分まで頑張って、甲子園に行きたい」と意気込んだ。