釧路北陽が別海を2-0で下し、2年連続の北大会出場を決めた。先発右腕の山村幸生投手(3年)が9回7安打10奪三振で公式戦初完封。「今日は変化球が良くて、相手が振ってくれた。そこで抑えることができた」。スライダーを低めに集める投球で相手打線を寄せ付けなかった。昨夏北大会は初戦突破も、2戦目の準々決勝で敗退。「去年の先輩たちを超えたい」と目標を掲げた。

○好リードで山村の完封を支えた釧路北陽・松田隼汰捕手(3年) 自分がコースを間違わなければしっかり投げてくれると思っていた。今日は自信を持ってできた。

●2年連続の北大会出場はならなかった別海・榧木(かやき)伊吹主将(3年) なかなか思った通りの自分たちの野球ができなくて悔しい。このメンバーと監督ともっと野球をやりたかった。