公立進学校、東筑が13-1の5回コールド勝ちで、7度目の出場を狙う夏甲子園へ好発進した。

先発した右投げ「二刀流」の堂満遼太郎捕手(3年)が、投打で貢献だ。「緊張はあったが、最初から腕が振れて良かった」という力投で、3回2安打1失点。直球に加え、要所のスライダー、チェンジアップも効果的だった。

4回以降、今度は捕手として2番手右腕、松山皓乃助投手(3年)、3番手のプロ注目で最速146キロの長身左腕、高崎陽登投手(3年)を好リードした。

打っては7-1の3回無死で、カウント2-2から強振して左翼スタンドにソロ本塁打を放り込む活躍だった。公式戦初の通算4本目に「風が吹いていい感じで入ってくれた。チームのためになれて良かった」と声を弾ませた。