鶴見大付が接戦を制し、3年ぶりに初戦を突破した。21年春から指揮を執る元楽天・加藤正志監督(32)は就任後初の県大会勝利を手にし「選手の時から感じていたんですけど、勝つ難しさを痛感させられました」と笑顔で振り返った。

夏の怖さを実感した。5-0とリードで迎えた7回。3者連続四死球に高野駿矢内野手(1年)の失策、2者連続適時打で一挙5失点。同点を許した。

なおも無死二塁のピンチで加藤監督が動いた。三塁を守っていた松下颯志主将(3年)をマウンドへ。「今のチームは松下のチーム。彼が乗ってくれるといい雰囲気になる」。信頼を置く存在が後続を打ち取り、窮地を脱した。

リベンジを果たした。7回裏の攻撃。2死三塁の好機をつくると、6番の高野が左中間へ勝ち越しの適時二塁打を放ち、試合を決めた。失策を帳消しにする一打に「本来であれば守れて打てる選手。初めての夏の大会で緊張もあったと思う」と思いやった。今後に向けては「ノックを沢山受けてくれれば」と発奮に期待した。

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