3度目の甲子園春夏連覇を目指す大阪桐蔭は大会第5日に旭川大高(北北海道)との対戦が決まった。

星子天真主将(3年)は「すごくいいチームと聞いている。ワクワクしています。秋春(全国で)勝たせてもらっている。受けるんじゃなく、自分たちはチャレンジャーの気持ちで戦っていきたい」と意気込んだ。

西谷浩一監督(52)も組み合わせ抽選会後「よりレベルの高い投手との挑戦になると思う。大阪の決勝が終わって、勝ったことで勢いが出ている状態。モチベーション高く、準備してきた」と先を見据えた。

今夏の大阪大会は圧倒的な力量を示し「無敵」だった。決勝では宿敵とされた履正社に完勝。大会7試合をチーム54得点で、わずか1失点だった。辛口の西谷監督も大会直後「たまたまというところもありますけれども、数字として言うならば、この上ない数字を残しました。投手陣で勝てた、捕手の松尾とデータ班もしっかり分析してくれたモノを持って、今日もできましたし、大会通じてそうやってできたおかげ」と手応えを口にした。

3月のセンバツは大会新のチーム11本塁打で圧勝優勝した。群を抜く打撃力に加え、投手力に磨きをかけた印象だ。背番号1の川原嗣貴投手(3年)や左腕の前田悠伍投手(2年)だけでなく、大会中は別所孝亮投手(3年)が大活躍。最速150キロを計測するなど充実の布陣で臨める。

西谷監督の「春夏連覇」への思いは人一倍強い。7月初旬、3度目の挑戦だがと問われると「4度目ですね、挑戦は」と機先を制した。「2017年も狙って失敗しました」と話した。大阪大会決勝後も、珍しく冗談を交えて「いま、ワクワクしていますね。もっと監督が、気が大きければ、大阪の大会から、そういうことを言いたかったんですけど、今日勝って初めて言えるので(笑い)。なかなか、こんなチャンスはないですし、自分たちでやりましたし、秋も勝ちました。秋春夏、ウチとしては挑戦したことがない。先輩たちができなかったこと、やれなかったことに挑戦できる喜びを持って甲子園で暴れたい」と本音を吐露した。

投打ともに死角が見当たらない。センバツと同じように、今夏の甲子園も優勝候補大本命の大阪桐蔭が中心になりそうだ。

【夏の甲子園】組み合わせ決定 大阪桐蔭vs旭川大高 明徳義塾vs九州国際大付ほか/一覧>>