日大三で18度目となる夏の甲子園を終えた小倉全由監督(65)は試合後、去就について聞かれると「まだ指導はしていきます」と答え、今秋以降も指導していく考えを示した。「この年で選手たちが甲子園に連れてきてくれた。こんなに幸せな男はいない」と、選手に感謝の言葉を並べた。

4月に65歳の誕生日を迎えており、来春3月末で同校を退職する予定。まずは来春センバツ出場を懸けた秋季大会へ向け、2年生以下の指導に専念する。

西東京大会では決勝で東海大菅生に勝ち、「自分は本当にいい星のもとに生まれました」と言い、聖地で4年ぶりの指揮に情熱を燃やしていた。夏は2度の全国制覇を果たし、関東第一時代を合わせると、両校で春夏通算22度の甲子園出場。その去就が注目されていた。

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