「遅球」を駆使する島田(静岡)堀井大河(たいが)投手(2年)が、粘って白星をつかんだ。科学技術に9安打を許しながらも、157球で6失点完投。

「緊張した。勝利した瞬間、ほっとしました」。最速107キロの直球と80キロ台のカーブで、6回まで2安打。7回に5安打5失点したが、終盤2回は無失点で締めた。「緩急差を意識して、次も勝ちたい」。次戦で強豪・藤枝明誠を下し、2年連続の県大会出場を決めたい。