日本高野連は9日、日本文理の田中晴也投手がプロ志望届を提出したとホームページ上で発表した。

大学進学とプロ入りで悩んだ。決め手は「プロに入っても2、3年で活躍できる選手になりたいという気持ちと、プロで活躍するイメージを描くことができたこと」と言う。夏の新潟大会準決勝・北越戦で自己最速150キロをマーク。本格派として注目された甲子園では1回戦で海星(長崎)に敗れたが、148キロを出し、自信にもなった。

日本文理の鈴木崇監督(42)は「決めたからには、より真剣に取り組んでほしい」。打撃の評価も高く、10月20日のドラフト会議では上位指名の可能性もある。「これからも成長できるようにしっかり練習する」。妥協せず、会議当日を待つ。