専大北上は17安打11得点と打線が爆発し、04年以来18年ぶりに決勝進出を決めた。

0-3の5回に5連打など打者一巡の攻撃で一挙8得点。1点をかえして迎えた同回1死満塁では、川崎海璃(かいり)内野手(2年)が外角直球を捉え、左中間に同点の2点適時二塁打を運んだ。「とにかく苦しい場面で点が取れてうれしかったです」。4年ぶりの東北大会出場も決め、坂本賢士朗主将(2年)は「応援してくださる方に恩返しできるのは1位通過で東北大会に出場すること。次も勝ちたいです」と力を込めた。