北照は中学硬式の大空リトルシニア出身の先発上川貴之と阿部達乃介捕手(ともに2年)のバッテリーが接戦を勝利に導いた。春夏それぞれ5度の甲子園出場を果たしている北照のユニホームに憧れを持った阿部が上川を誘い、道東から小樽にそろって進学した。阿部はこの日の上川を「いいテンポでいつも通りのピッチングをしてくれた」とたたえた。初回には先制適時打を放ち「上川を援護できてよかった」と胸を張った。

●駒大苫小牧の成田翔大主将(2年) 打線のつながりが欠けていた。この負けを生かして来年の春までに勝てるチームになって戻ってきたい。