明治神宮大会で大阪桐蔭が優勝し、来年センバツの「神宮大会枠」を近畿地区にもたらした。近畿の出場枠は「7」に増えたが、選考は簡単ではなさそうだ。

秋季近畿大会で4強の大阪桐蔭、報徳学園(兵庫1位)、智弁和歌山(和歌山1位)、龍谷大平安(京都3位)は外す理由がない。1勝以上を条件と仮定すれば、残り3校はベスト8勢。履正社(大阪2位)は報徳学園と接戦。総合力が高い。彦根総合(滋賀1位)は大阪桐蔭に4-9と善戦。県王者で滋賀唯一の8強とプラス面が多い。この2校がややリードする。

最後1枠はともに公立の高田商(奈良2位)か社(兵庫3位)。高田商は乙訓(京都1位)に1-0サヨナラ勝ちも龍谷大平安に0-5。奈良唯一の8強で地域性はある。社は天理(奈良1位)を13-7と圧倒したが、智弁和歌山に0-7のコールド負けが痛い。選考会は来年1月27日に行われる。【アマチュア野球担当=柏原誠】