【第3試合(午後2時)城東(徳島)-東海大菅生(東京)】

21世紀枠の城東は、部員13人と今大会参加校最少人数で、グラウンドも6つの部活で共用。限られた環境ながら走塁を磨き、昨秋の徳島大会では4強入りした。春夏通じて初の甲子園で機動力を見せる。

今大会から女子部員が試合前にノックに入ることが容認された。女子マネジャーの永野悠菜さん(3年)は内野のノッカーを務める予定で、試合前にも注目だ。

東海大菅生は13年間同校を率いてきた若林弘泰前監督(56)が1月、体罰問題で解任。上田崇コーチ(29)が新たに監督に就任した。大会前には「自分たちがやるべきことをやる」と話した。

身長190センチ大型右腕のエース・日当直喜投手(3年)は、MAX150キロの直球を武器に力強い投球が持ち味でチームの柱。昨秋の東京大会では準決勝の日大三戦、決勝の二松学舎大付戦を1人で投げ抜いたスタミナも兼ね備える。大舞台でも力を発揮できるか。