山梨学院が21世紀枠で出場の氷見(富山)を破り、春夏16度目の出場で初めての3回戦進出を果たした。

1回に1点を先制されたが2回に逆転した。4番岳原陵河外野手(3年)が右翼フェンス直撃の三塁打。5番進藤天内野手(3年)の適時内野安打で同点。さらに7番大森燦内野手(3年)の適時打で勝ち越した。4回には敵失で3点目。8回はスクイズで1点を加えた。

先発の林謙吾(3年)は1回に1失点も2回以降無失点。被安打7、無四球の好投で1回戦の東北戦に続き2試合連続の1失点完投勝利を挙げた。

氷見は21世紀枠で30年ぶりの出場。1回に1点を先制し大応援団をわかせた。しかし2回以降、得点を挙げることができず甲子園初勝利はならなかった。21世紀枠出場校(石橋、城東、氷見)は昨年に続き3校が初戦で姿を消した。