沖縄尚学がクラーク(北海道)との南北対決を制し3回戦進出を決めた。沖縄県勢は春のセンバツで北海道勢に初勝利(1勝2敗)。夏は6戦全勝中。

3回、1死一、二塁から3番玉那覇世生外野手(3年)の左中間を破る2点適時二塁打で先制。6回には9番佐野春斗内野手(3年)の適時打で3点目を奪った。

守ってはエース東恩納蒼投手(3年)が好投。6回まで毎回安打を許したが連打を許さず。8回、1死満塁から内野ゴロの間に1点を失ったが逃げ切った。初戦に続く2試合連続の完投勝利を挙げた。

クラークは6回まで毎回安打も無得点。8回に1点を返したが逆転ならず。3度目の甲子園も初勝利に届かなかった。

◆北海道勢vs沖縄県勢甲子園成績 これで沖縄の7勝2敗となった。初対決は60年春のセンバツで北海が那覇に勝利。73年春も函館有斗が前原を破った。夏は80年に初対決。興南が旭川大高を破り、その後も連勝し6勝0敗。

◆沖縄尚学が県勢最多勝利 沖縄尚学が春夏通算24勝目を挙げ、県勢最多の興南に並んだ。