報徳学園(兵庫)が、夏春連覇を狙った仙台育英(宮城)にタイブレークでサヨナラ勝ちした。9回2死から落球で追いつかれたが、激戦を制し6年ぶりの4強入りを果たした。準決勝では、OBの西谷浩一監督(53)が率いる大阪桐蔭と対戦する。

◆2試合連続サヨナラ勝ち 報徳学園が東邦戦に続くサヨナラ勝ち。センバツの2試合連続サヨナラ勝ちは、16年に智弁学園が準決勝の龍谷大平安戦、決勝の高松商戦で記録して以来。報徳学園のサヨナラ勝ちは春夏通算11度目。最多13度の中京大中京に次ぎ、PL学園の10度を抜いて単独2位に浮上した。