創価が持ち前の機動力野球で揺さぶりをかけ、勝利につなげた。

初回1死。2番の小林正治内野手(3年)は「前日の雨の影響で、土が少しぬれていた。不意を突いたバントが生きると思った」と、やや三塁寄りへのセーフティーバントを決め出塁。すかさず盗塁を決め、相手投手へプレッシャーをかけた。

2回には、1点先制し、なお2死二、三塁から小林が左越え適時二塁打で貴重な2点を加えた。長打あり、小技ありの器用な打撃を披露。8回には1死二塁から「相手には初回の三塁への印象が強いはず」とやや一塁寄りへ転がし、再びのセーフティーバントでチャンスを広げた。3安打2打点の活躍に「足を生かしたプレーは自信がある。狙っていました」と、胸を張った。

練習を重ね自信をつけた。50メートル走は6秒2の俊足で「ちゃんと転がせばセーフになる。日ごろから、打撃練習ではバント練習の時間の方が長い」と、地道に練習を重ね結果につなげた。

WBCで世界一を達成した侍ジャパンの栗山英樹監督は野球部の先輩にあたる。小林は「みんなでテレビ観戦して盛り上がりました。自分たちも続きたい」と、春の東京の頂点を見据えた。