横浜隼人が東海大相模に勝利し、11年ぶり4度目の春季関東大会出場を決めた。水谷哲也監督(58)は「よく打ってくれましたね。今日は3番、4番、5番が機能してくれたのでいい流れでいけました」と選手をたたえた。

チャンスで一気に攻めた。3回、先頭の石橋飛和投手(3年)が右越え二塁打で出塁すると失策と犠打で1死二、三塁。2番の高橋駿介内野手(3年)の左前適時打で先制した。そこから3連打で3点リードし、なおも1死二、三塁で5番・嬉野俊介外野手(3年)。「今日が横浜スタジアムでやるのは最後なので楽しもうと思った」とカウント3-1から内角直球を右翼席へ放り込んだ。嬉野の高校通算6本目の3ランを含め6安打で打者一巡し、一挙6得点。

守っては先発の左腕・石橋が13安打と打ち込まれるもピンチでも大量失点を許さず9回2失点で完投した。

20日から神奈川で開催される関東大会では、20日に山梨県大会2位との対戦が予定されている。嬉野は「チーム一丸となって戦っていきたい」と意気込んだ。