札幌白石は3番園部新(あらた)左翼手(3年)が3安打4打点と打線をけん引。石狩南を7-3で下し、5年ぶりに地区予選を突破した。

園部は1回無死一、二塁で左前に先制適時打。2回1死二、三塁では中前に2点適時打を放つと、6回2死三塁でも中前へはじき返す適時打で、公式戦初の3安打4打点の大暴れ。「チャンスで回ってくることが多かったので、ランナーをかえすことを意識して打った。結果がついてきてよかった」と笑みを浮かべた。

高校入学直後の1年春から左肩を痛め、投球で肩を酷使した際に起こりやすい肩関節唇損傷の診断を受けた。当初は痛みをこらえながらプレーしていたが「最後は全力でやりたい。夏に間に合うならここしかない」。昨年10月に手術に踏み切り、リハビリをへて、今年の3月ころから本格的にスローイングを開始。最後の夏に間に合った。

小学時代には全国制覇を経験している。17年、小学6年時に東16丁目フリッパーズの一員として、全日本軟式野球大会マクドナルド・トーナメントで優勝した。当時のチームメートで、北海の長内陽大と小保内貴堂(ともに3年)も南大会出場を決めている。

南大会出場は5度目。前回出場の18年は1回戦で駒大苫小牧に2-3で惜敗。10年以来、13年ぶりの初戦勝利を目指す。園部は「全力疾走、状況に応じた打撃ができるように」と気合を入る。札幌南、札幌北、札幌新川とともに札幌地区代表の公立校の一校として胸を張って挑む。【山崎純一】